10月29日(木)米国中部時間午前10時 (Webex

アリゾナ州ケーブクリーク 2015 年 9 月 21 日。米国に本部を置くHDPユーザーグループは、エレクトロニクスにおける錫ウィスカーに関する最新の知見を提供する無料のウェビナー開催をお知らせします。

NASA の錫ウィスカのウェブサイトでは、錫ウィスカは錫(特に電気メッキ錫)を最終仕上げに使用した表面から時々発生する導電性の錫の結晶構造物であると説明されています。多くの電子システムの故障は、異なる電位に保たれた回路素子を密接に橋渡しする錫ウィスカによる短絡が原因であるとされています。

HDPユーザーグループのプロジェクト・ファシリテーターのデイヴ・ラヴ氏は次のように述べています。「このウェビナーの目的は、錫ウィスカに関する最近の動向、特にSACはんだの使用に関する情報を共有することです。ウィスカの成長メカニズム、実際の不良発生履歴、ウィスカ軽減策などのトピックスが取り上げられています。」

このセミナーでは、各分野の第一人者がプレゼンテーションを行い、最後に短いQ&Aセッションに参加します。Q&Aセッションは、Eメールで寄せられた質問を使用します。パネルのみミュートを解除します。

予定されている議題

  • 講演者の紹介と謝辞 - デイヴ・ラヴ (HDPユーザーグループ)
  • 錫ウィスカの核生成と成長のメカニズム。実用的な解決策を見出すための示唆;キャロル・ハンドワーカー (パデュー大学)、エリック・チェイソン (ブラウン大学)
  • SACはんだと錫表面処理を使用している場合の問題と是正措置;ポリーナ・スヌゴフスキー (セレスティカ)
  • 軍事・航空界の視点でのウィスカー実例と緩和策: マイケル・オスターマン (CALCE)
  • まとめキャロル・ハンドワーカー
  • デイヴ・ラヴの司会によるQ&Aセッション

ウェビナーを欠席しても、ご心配なく! 録画版をご用意しております。

以下の協賛団体様に感謝いたします。SMTA、IPC、EIPC、SEMI、CALCE、MEPTECの皆様に感謝いたします。

ウェビナーへの登録は、登録用のダイレクトリンクをご利用ください。

http://www.smta.org/education/registration/event_registration.cfm?event_... またはデイヴ・ラヴまでご連絡ください。

事前に質問を送信し、dave49@hdpug.org、質疑応答を行ってください。

 

HDPユーザーグループについて

HDPユーザーグループ(www.hdpug.orgは、アリゾナ州ケーブクリークを拠点とするグローバルな研究開発組織で、「エレクトロニクス機器の製造業界が高度な電子部品実装・組立を行う際のコストとリスクの低減」を目的に活動しています。 この国際的な業界主導型グループは、設計、プリント基板製造、電子機器組立、環境コンプライアンスなど、業界が直面する技術的な問題に対処するための研究開発プログラムを組織・実施しています。 HDPユーザーグループは、テキサス州オースチンおよびスウェーデンのストックホルムにも事務所を構えています。

詳しくは、インターネット上のHDPユーザーグループ(www.hdpug.org)をご覧いただくか、ダリル・ライナーまでお問い合わせください。