アリゾナ州ケーブクリーク 2014年1月6日米国に本部を置くHDPユーザーグループは、ポーラー・インスツルメンツが新たなメンバーとなったことを発表します。

ポーラー・インスツルメンツ社は、伝送信号品質の評価ツールや高速試験装置およびそれらのサービスを提供する企業です。英国に本社を置くポーラー・インスツルメンツ社は、40年以上にわたってエレクトロニクス業界に先進的な設計、試験、修理技術を提供してきました。

ポーラー・インスツルメンツが信号伝送品質に注力する主な分野は以下のとおりです。

  • インテルが開発したSET2DIL/SET2SEIL技術またはIBMのSPP技術を利用し、テストクーポンの損失を製品環境で測定するための静的に安定したテストシステムです。
  • 業界標準の低損失伝送路用フィールドソルバーと低損失伝送路用の周波数依存対応のソルバー。
  • フィールドソルバーとシームレスにインターフェースするスタックアップ設計・ドキュメント作成ソフトウェアツールです。

ポーラ・インスツルメンツ社のCEOであるマーティン・ガウディオン氏は、「HDPユーザーグループへの参加を大変うれしく思っています。我々は、高周波テスト測定プロジェクトに積極的に参加し、CADとCAMツール間のオープン・インターフェース・アーキテクチャを実現するための業界インターフェース規格の範囲をさらに広げていきます。 」と、述べています。これに対し、HDPユーザーグループのエグゼクティブ・ディレクターであるマーシャル・アンドリュース氏は、「革新的な先進の高速テストおよび設計プロバイダーであるポーラー・インスツルメンツ社が、私たちのコンソーシアムに参加してくれたことを嬉しく思っています。同社は、次世代製品の設計の鍵となる様々なテスト手法を評価する高周波測定プロジェクトを含む、いくつかのHDPプロジェクトに高速テストと設計の専門知識を提供する予定です。」と、述べています。

 

ポーラーインスツルメンツについて

ポーラー・インスツルメンツ社は、次世代の高速設計ソフトウェア、テスト装置、サービスを提供するリーディングカンパニーです。業界標準のインピーダンス測定システムCITSシリーズ(製造環境における高い信頼性のために静的硬化と堅牢化を実現)、基板層レイアウトと回路図をリンクさせた高度にグラフィカルなディスプレイと組み合わせた基板修正システム、多層プリント基板の面間でもショートを検出するベクトル電流検出を用いたToneohmシリーズの短絡箇所特定器などの分野で、長年にわたって市場シェアをキープしてきています。

ポーラー・インスツルメンツの詳細については、 (www.polarinstruments.com) をご覧ください。

 

HDPユーザーグループについて

HDPユーザーグループ(www.hdpug.orgは、アリゾナ州ケーブクリークを拠点とするグローバルな研究開発組織で、「エレクトロニクス機器製造業が高度な電子部品実装・組み立てを行う際のコストとリスクの低減」を目的としています。この国際的な業界主導のグループは、設計、プリント基板製造、電子機器組立、環境コンプライアンスなど、業界が直面する技術的な問題に対処するための研究開発プログラムを組織し、実施しています。HDPユーザーグループは、テキサス州オースチン、スウェーデン・ストックホルム、日本・東京にも事務所を構えています。

詳細については、インターネット上のHDPユーザーグループのサイトwww.hdpug.orgをご覧ください。 または、ダリル・ライナー(darrylr@hdpug.org、電話番号:+1 480-951-1963)までご連絡ください。