カイゼン、HDPユーザーグループに参加

2013 年 3 月 19 日、アリゾナ州ケーブクリーク。米国に本部を置くHDPユーザーグループは、カイゼン・コーポレーションを新たなメンバーとして迎えることを発表しました。

カイゼンは、市場で最高の洗浄剤を提供するために、新しく革新的な洗浄剤の開発に取り組んでいます。カイゼンは、世界中の電子機器組立、高度なパッケージング、幅広い金属メッキ、光学メーカーを中心としたハイテク製造業のニーズに焦点を合わせています。

カイゼンのCTOである、マイク・ビクセンマン氏は、「私たちの業界は、ユーザーとサプライヤーが協力して、直面する課題の背後にある科学を理解することで前進しています。その知識によって、より良い材料が開発され、課題を克服するためにより良いプロセスが採用されるのです。カイゼンでは、HDPユーザーグループで同じ考えを持つメンバーと共に、科学に取り組むことを楽しみにしています。

HDPユーザーグループのエグゼクティブディレクターであるマーシャル・アンドリュース氏は、「洗浄技術の業界リーダーの一社であるカイゼンが、私たちのコンソーシアムに参加してくれたことをうれしく思います。カイゼンは、ECM(Electro-Chemical Migration)プロジェクトに大変貢献していただいています。」と述べています。部品をハンダづけするプリント基板の多くは、今日の「無洗浄」フラックスシステムを使用しています。現在の業界標準の試験手順は、「クリーン(洗浄)」フラックスシステムをベースにしており、もともとは洗浄工程後の高イオン性汚染物質レベル(ハロゲン化物)を特定するために開発されたものです。これらの試験手順は、「無洗浄」フラックス残留物がある試料のECM暴露による特定に対して完全に有効ではなく、結果として、新しい故障モードがフィールドで見つかり始めています。HDPユーザーグループのECMプロジェクトでは、無洗浄腐食不良を未検出にしている現行の試験における差異を特定します。チームメンバーは、これらの新たな腐食リスクを特定できる試験規格の改訂を提案するとともに、ECMの不具合を防止するための手順を開発する計画です。」



カイゼン・コーポレーションについて

カイゼン・コーポレーションは1990年に設立されました。カイゼンは、CFCやその他のオゾン層破壊化学物質に代わる、環境に優しい新規洗浄技術をいち早く発明しました。これらの洗浄技術は、再生可能な資源に由来し、エレクトロニクス、半導体、光学、金属仕上げの各市場に革新的で環境に優しい洗浄ソリューションを提供するものです。 www.kyzen.com .
 

HDPユーザーグループについて

HDPユーザーグループ(www.hdpug.orgは、アリゾナ州ケーブクリークを拠点とするグローバルな研究開発組織で、「電子機器製造業界が高度な電子部品実装・組立を行う際のコストとリスクの低減」を目的に活動しています。この国際的な業界主導のグループは、設計、プリント基板製造、電子機器組立、環境コンプライアンスなど、業界が直面する技術的な問題に対処するための研究開発プログラムを組織し、実施しています。HDPユーザーグループは、テキサス州オースチン、スウェーデン・ストックホルム、日本・東京にも事務所を構えています。

詳細については、インターネット上のHDPユーザーグループのサイトwww.hdpug.orgをご覧ください。 または、ダリル・ライナー(darrylr@hdpug.org、電話番号:+1 480-951-1963)までご連絡ください。