2013 年 3 月 6 日、アリゾナ州ケーブクリーク。米国に本部を置く高密度実装ユーザー会(HDP)は、積水化学工業株式会社を新たな会員として迎え入れましたのでお知らせします。

積水化学工業株式会社は、世界の液晶・半導体市場においてトップクラスの材料サプライヤーです。プラスチックコアはんだボール「Micropearl SOL」を開発・販売し、様々なパッケージ用途に広く使用されています。その他、はんだ材料、導電性微粒子、合わせガラス用中間膜、発泡ポリオレフィン、両面テープ、工業用樹脂・フィルム、光学フィルム、検査薬、医療機器、包装テープ、接着剤、プラスチックコンテナなどを扱っています。

積水化学工業の石田浩也次長は、「当社のキーテクノロジーであるポリマー微粒子を用いた信頼性の高いはんだ材料を提供するとともに、HDPユーザーグループのプロジェクトに参加し、パッケージングイノベーションに貢献していきます」と述べています。

HDPユーザーグループのエグゼクティブ・ディレクターであるマーシャル・アンドリュース氏は次のように述べています。「積水化学工業が新メンバーとして参加することをうれしく思います。積水化学工業は、私たちのエレクトロニクス製品の組立プログラムに大きく貢献してくれるでしょう。HDPユーザーグループには、環境に優しい新しいハンダ材料の使用を目標としたプログラムが5つあります。新しいポリマーボールプロジェクトは、有害な鉛材料に代わり、より優れた機械的特性を持つポリマー材料を提供します。この新しいアプローチは、信頼性を向上させ、私たちが日常生活で使用しているエレクトロニクス製品へ環境に優しいソリューションを提供することを目的としています。」



積水化学工業株式会社について

積水化学工業株式会社は1947年に大阪で設立され、現在、住宅事業、都市インフラ・環境製品事業、高機能樹脂事業の3つ柱で事業を展開しています。積水化学工業は、化学製品のグローバルリーディングサプライヤーです。

詳しくは、インターネットで積水のウェブサイトwww.sekisuichemical.comをご覧ください。

 

HDPユーザーグループについて

HDPユーザーグループ(www.hdpug.orgは、アリゾナ州ケーブクリークを拠点とするグローバルな研究開発組織で、「エレクトロニクス機器製造業が高度な電子部品実装・組み立てを行う際のコストとリスクの低減」を目的としています。この国際的な業界主導のグループは、設計、プリント基板製造、電子機器組立、環境コンプライアンスなど、業界が直面する技術的な問題に対処するための研究開発プログラムを組織し、実施しています。HDPユーザーグループは、テキサス州オースチン、スウェーデン・ストックホルム、日本・東京にも事務所を構えています。

詳細については、インターネット上のHDPユーザーグループのサイトwww.hdpug.orgをご覧ください。 または、ダリル・ライナー(darrylr@hdpug.org、電話番号:+1 480-951-1963)までご連絡ください。